久能山は東照宮とともに苺ロードとして人気のスポット。お正月からGWにかけては参拝やいちご狩りの方々で賑わう地域です。
昨年から今年の春にかけて、山内屋のイチゴジャムパッケージのイラストを作成しました。その名も「海と太陽のイチゴジャム」です!
パッケージは3種類あります(種類は同じです)。
デザイナーの方から映画ポスターのようなコラージュに、久能山といちごの魅力が伝わるデザインにしたいというお話があり、一つ一つのイラストを別で作って、大きさや位置を調整しながら作っています。
実はこちらのまきえのような一枚の絵を3枚にカットしています。
なので、重なっている部分が所々出てきたりと楽しいデザインになっています。
三方からみるとこんな感じです↓
山内屋さんより、以下のようなメッセージをいただきました。
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「石垣いちご」とは、静岡市駿河区の久能山麓で栽培される、特殊な農法で栽培されたいちごの事を言います。山麓から駿河湾までわずか300メートルほどの斜面に石の垣根を作り、そこへいちごを定植させます。化石燃料を使って暖房を焚くなどの作業はせず、燦燦と降り注ぐ太陽の光と、温暖な風土の中で、いちごを栽培しています。
石垣いちごの栽培はとってもエコですが、その分人の手によるところも多く、温度調節から風通しなど、人の手と感覚によって行われています。
もっとスマートに、近代的に、身体に負担の少ない農法は沢山ありますが、100年近く変わらない風土と、代々受け継ぐ石垣と、人の手と感覚によるいちごの栽培は、大変価値のあるものだと思います。
残念ながら地域は高齢化と過疎が進み、地元の小学生は全校で30名ほど。石垣いちごの後継者も減る中、今一度「石垣いちご」を知っていただき、価値を高め、できるところまで守っていきたいと考えました。
ご当地品種の「あきひめ」を石垣栽培で完熟するまで育て、ジャムとして加工し、全国の皆様に知っていただこうと思いました。
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太陽の光と、土地の力と、歴史がいっぱい詰まった「海と太陽のイチゴジャム」。
今年「静岡おみやプロジェクト」に登録されています。
この状況が落ち着いて、東照宮のお参りや、いちご狩りに、三保のドライブにいらした際にはぜひお店にもよってみてください。
オンラインショップはこちらです↓
● 久能山いちご山内屋: https://yamauchiya.com
また、静岡の素敵なフリーペーパーFIEJAのセレクションサイトで静岡おみやセットにも含まれています。
しぞーかの色々な味が詰まったセットはこちらです↓
私は今日は大好きな小岩井の生乳ヨーグルトと一緒にいただきます。濃厚なので、少しつけるだけで苺が口いっぱいに広がります。ほどよい甘み、飽きのこない味です。